医療、介護現場の声から生まれたお粥ゼリーの素「スベラカーゼ」の開発と普及の貢献により、弊社代表取締役 竹内豊が第21回安藤百福賞「発明発見奨励賞」を受賞しました!
世界初!お粥ゼリーの素
業績
医療・介護現場の声から生まれたお粥のゼリーの素「スベラカーゼ」の開発と普及
受賞内容
加齢や病気等による嚥下障害により“ご飯”が思うように食べることができなくなった場合、障害の程度に応じて“軟飯”や“お粥”、“ミキサー粥”を食べることになるが、米に含まれる“でんぷん”が時間の経過とともに糊のようなべたつきを生じさせ、飲み込みにくい物性へと変化してしまう。受賞者は、この問題を解決するために、“お粥のゼリーの素『スベラカーゼ』”を開発した。スベラカーゼは、べたつきの原因であるでんぷんを、α-アミラーゼ (でんぷん分解酵素) で分解し、同時に高温で固まるゲル化剤でゼリー状にすることで、嚥下適性のある温かいお粥をつくることができる。嚥下に障害があっても、主食である“ご飯”を食べたいという日本人の思いを可能にする商品として、高齢化社会での活用が期待される。
安藤百福賞とは
日清食品創業者であった安藤百福の意志のもと、(公財)安藤スポーツ・食文化振興財団の分科会である食創会によって創設された賞です。受賞対象者は「 新しい食品の開発に貢献する基礎研究者、開発者、およびベンチャー起業家」を表彰する賞となっております。